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院長コラム,猫の診療,内科,外科
膿胸について
猫の膿胸(のうきょう)とは、胸腔内(肺の周囲の空間)に膿がたまる感染症です。
多くは細菌感染が原因で、外傷、肺炎の進行、気道の異常、猫同士のケンカによる咬傷などから細菌が胸腔へ侵入して発症します。
主な症状は、激しい呼吸困難、発熱、元気消失、食欲不振、咳、胸部の痛みなどです。胸腔内に膿が溜まると肺が十分に膨らまず、ガス交換が損なわれ急速に悪化し命に関わることもあります。
診断はレントゲン検査、胸腔穿刺での膿の確認、細菌培養、血液検査などで行います。
治療の中心は胸腔ドレナージ(胸にチューブを入れて膿を排出する処置)と、効果のある抗菌薬の投与です。
重症例では外科手術が必要になることもあります。
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