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院長コラム,犬の診療,猫の診療
変形性脊椎症について
変形性脊椎症は、脊椎の椎体間に骨の突起(骨棘)が形成される病態です。
この疾患は、加齢に伴い脊椎周囲の靭帯に過剰な負担がかかり、これが骨化することで生じます。
特に高齢犬や運動量が多い犬で見られることがあり、脊椎の可動性の低下を引き起こすことがあります。
症状は軽度から重度まで異なりますが、一般的には無症状のことが多いです。
しかし、進行すると痛みや神経症状が現れる可能性があり、背中の硬直、歩行困難、または後肢の麻痺が起こることがあります。
診断には触診、X線検査、CTスキャンなどが用いられます。
治療には鎮痛薬、サプリメントが一般的です。また、体重管理や適切な運動も進行を遅らせる上で重要な要素です。
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