胸水について|地域密着型の熊本県宇城市松橋町にある動物病院|犬猫診療・治療
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胸水について
胸水とは、肺と胸壁の間(胸腔)に液体が貯留し、肺が圧迫されて呼吸困難を起こす状態です。


胸水は様々な病気により引き起こされ、心不全、低アルブミン血症、肺の腫瘍や感染、出血などがあげられます。


症状としては呼吸状態の異常(呼吸促迫、努力呼吸、腹式呼吸、開口呼吸など)、元気や食欲の低下などがおこります。


診断方法は胸部X線検査や超音波検査で胸腔内の液体貯留を確認します。また、胸腔穿刺で得た胸水の性状・細胞診・生化学検査により原因の絞り込みを行います。


治療としては呼吸が苦しい場合は診断前でも胸腔穿刺による排液を優先します。再貯留する場合は胸腔ドレーンを設置し、原因疾患に応じた治療(心不全管理や感染症の治療など)を行います。