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院長コラム,犬の診療,猫の診療,内科
糖尿病について
糖尿病は、血糖値を調節するホルモン「インスリン」が適切に働かないことで起こる病気です。
インスリンが不足するか、体がインスリンに抵抗する状態になると、血糖値が高くなり、様々な健康問題を引き起こします。
この病気は主に中高齢の犬や猫に多く見られますが、肥満や遺伝的要因がリスクを高めるとされています。
症状には多飲多尿、体重減少などがあります。
また、糖尿病が悪化した場合に「糖尿病性ケトアシドーシス」「高浸透圧性高血糖症候群」といった危険な状態になる場合があります。
治療は、通常インスリン注射が中心であり、食事療法や適度な運動も治療効果を助けます。特に糖尿病管理食を使用することで、血糖値の安定が期待できます。
早期発見が重要であり、異常が見られた場合は速やかに獣医師に相談することをおすすめします。また、予防としては適切な体重管理と、健康的な食事を与えることが効果的です。
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