甲状腺機能低下症について|地域密着型の熊本県宇城市松橋町にある動物病院|犬猫診療・治療
パソコンを触る人

ブログ

ブログ

院長コラム,犬の診療,内科
甲状腺機能低下症について
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの分泌が低下することで全身の代謝が落ちる内分泌疾患です。中高齢犬に多く、ゴールデン・レトリーバー、ドーベルマン、ビーグルなどで好発が知られています。


症状としては活動性低下、体重増加、寒がり、左右対称の脱毛、被毛の質の低下、皮膚の色素沈着や脂漏がみられます。進行すると徐脈、神経症状などが起こることもあります。


診断方法は血液検査で甲状腺ホルモンの低下を確認します。ただし他の病気の影響で低値となることがあるため、TSH測定や臨床症状との総合判断が重要です。


治療方法は甲状腺ホルモン製剤(レボチロキシン)を投与します。甲状腺の機能が改善することはあまりないため、生涯投与が必要になることがほとんどです。